雲の上には青空が
いよいよ歳末まっただなか。
冷静に考えれば12月から1月へカレンダーをめくるだけの話なのに。
いつもと同じ時間経過に「大晦日」とか「元日」と名前をつけて、
特別視しているだけなのに。
そもそも旧暦なら、まだ3週間も猶予があったりするのに。
頭ではそう思っても、迫り来る締切感ハンパないです。
みんなお休みをとるから、そのために仕事の時間が少なくなって
年末進行とか予定が詰まるのはわかりきっているし。
大掃除やら年越しの準備をそれなりにきちんと、と思えば
さらに忙しくなるのは必定。
このブログもできるだけマメに更新をしようと決めたのですが、
なんだか自分の首を絞めているような…(苦笑)
もろもろわかっていたはずなのに、12月なんかに勢いで
ホームページを開設したのはその自分なので、文句は言えません。
実はもっと早く半年くらい前に公開するつもりでした…
思いのほか手間取ってしまい、むしろなんとか今年のうちにと
頑張った結果がこれです。
そんなこの頃、しみじみ思うのは陽光のありがたさ。
空が晴れて明るい光が差し込んでくると、気持ちまでアップします。
自然にやる気が出るし、ポジティブになりやすい。
以前は…と言ってもチョコタバ ** の頃だからほんの5年ほど前ですが、
(** 拙著『チョコレートブラウニーにタバスコを』の略ですv)
ピーカンに晴れた日よりも薄曇りくらいが好きでした。
『冬』というエッセイに「やんわりと穏やかで心和む」と書いています。
なのに今は晴れていないと、身体が寒いだけでなく心まで重くなりそう。
いろんな責任や雑務のことを思いわずらいがちです。
エネルギーワークじゃ足りなくて『ハイキュー!!』頼みを発動させて
懸命に立て直しをはからねばなりません。
人生の黄昏、もとい円熟期に入ったせいでしょうか…(>人<)
基本的な体力・生命力とも関係があるかもしれません。
小さいときは暑いとか寒いとか、苦にもしていなかったし。
そういえば「太陽が光と熱の塊だ」とはじめて心から実感したのは、
ペルーで皆既日食を見たときでした。
「太陽の光は日ごろから実感があるけれど、熱のほうは(季節の移り変わりは
ちゃんと感じているくせに)このときほど如実に意識して受けとめたことはない。
この光と熱なくして、私たちは地球上で生きられないのだ。まさに生命の源だ。」
(これもチョコタバ『エクリプス』より。)
でも、忘れてはならないことがありました。
太陽はいつもそこに在るのですよね!
わたしたちに見えない/感じられないときは、厚い雲に隠されているか、
地球が勝手に回転して、こちらが裏側にまわっているだけなのですよ!!
英語のことわざでも、Every cloud has a silver lining. といいます。
コートについているライナーみたいに、「どの雲にも銀の裏地がついている」。
灰色の雲でも、縁だけは太陽の光を受けて白く輝いていたりしますよね。
それもまったく見えないほど、本当にどんより垂れ込めた空でも
その雲をどこまでも突き抜けていけば、かならず上に太陽はあるのです。
だから「雲の上には青空が」
「朝のこない夜はない」
「冬来たりなば春遠からじ」!!
どんな日も、目をつぶれば輝く太陽が心のスクリーンに浮かび、
この身に熱と光を感じられるくらい、強くなりたいと思います。
…ええと、でもそれまでは、
やはり『ハイキュー!!』ときどき『ダイヤのA』かな (*^_^*)