女王陛下の国
イギリスがEU離脱を決めてしまった。 驚いた。ドキドキする。
2年後にまたひとつ、歴史的瞬間を目撃することになるのか。
かつてスコットランドは国民投票で独立 NO に落ち着いたし、 なんとなく今回も STAY におさまりそうな気がしていたのに。 面白い世界だ。
もちろん移民排斥が良いこととは思わない。 でも、経済的安定だけを理由に残留すべきだとも思わなかった。 どちらの問題も「自分たちで決める権利」を取り戻しただけだ。
せっかくできたシステムを壊すのはリスクがあって かなり迷惑だし不安だけれど、変化があればこそ社会は進化する。
しばらくは大混乱が続くのは承知のうえだろう。 みんなが好きな”改革と再編”のために、いったんシャッフルして より良い形を模索していけばいい。あくまでも流動的に。
今回、離脱の決め手になった動機はプライドというより、 アイデンティティだと感じた。
…それについてはまた明日。